他者の発話を取り込む(12/26)
今回は実際の上演の映像を見ながら、その演技をなぞって発話するという手法で読み進めてみました。
10分程度のシーンを切り取って、
「観る → 読みながら映像の声に合わせて同じように発話してみる×数回
→ 映像を観ずに出来るだけ映像と同じような発話で読む」といった手順で
読んでいきます。
前回までで一通り読んでみてから実際の上演を見ているので、
みなさんまず発話のスピードの速さや間の取り方、テンポなどにびっくりされた様子でした。
スピードついていけなくなってどこを読んでいるか見失ったり、
間をたっぷり取っているシーンで映像より先に読んでしまったりという難しさがあります。
それでも繰り返す内に徐々に映像と同じニュアンスで読めるようなところも出てきて、
「そういう意味合いで言っていたのか」といったような発見もあったようです。
村上さんによると、他の俳優の真似をして自分の癖とは違う読み方をすることで
演技にも解釈にも幅が生まれるとのこと。
次回も引き続き、この方法で読み進めていきます。
担当:広瀬
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