投稿

1月, 2021の投稿を表示しています

人と人とのリズム

イメージ
先週から引き続き『あたらしいエクスプロージョン』を読んでいきます。 作品も中盤に入り、矢継ぎ早に役が入れ替わるシーンが度々出てきます。 「戯曲」には「曲」の字が入っているように、 オーケストラなど大人数が合奏する音楽の楽譜のように、 複数の登場人物・演者の掛け合いが書かれているという見方もあると村上さんは言います。 皆さんもこの作品の登場人物や役の入れ替わりのリズムをちょっとずつ掴んでいっているようです。 担当:広瀬

役の入れ替わりを楽しむ

イメージ
今回から『あたらしいエクスプロージョン』を読み始めます。 全ての役者が複数の役を演じ分けるように書かれているこの作品。 ひとまず、同一の役者が演じるように書かれている登場人物も配役を分けて、 章立てごとに区切って配役を変えながら読み進めていきます。 途中、複数の人物を一人の役者が演じることを前提にしたメタ的な台詞も度々出てきて、 受講生のみなさんも思わず笑ってしまったり、 慣れてくると、役の切り替え前後を二人の受講生が読んでいても 不思議と自然にその二人の呼吸が合うような事も起きてきて面白かったです。 これから数週に渡って読み進めていきます。

より他者に近づく(1/9)

イメージ
今回は新しい受講生も加わり、 改めて、前回から引き続き上演映像に合わせて発話するという方法で読み進めていきます。 今回は村上さんから「できるだけ完コピを目指していきましょう」という指示が出ました。 やはり初見に近い状態で、練習を重ねた上での上演のスピードについていくのは難しいですが、 それぞれニュアンスを近づけて読んだり、スピードだけは合わせたりと、 ちょっとでも近づくような工夫をして読んでいきます。 みなさん、映像をなぞるように読むことで、 黙読する・朗読する・実際の上演を見る、のいずれとも違う感触が味わえたようでした。 担当:広瀬