演じ分けの難しさ

今回は 『あたらしいエクスプロージョン』を最後まで読みました。



一通り読み終えた後、いつものように感想シェアをしました。

みなさんやはりこの作品の特徴であるそれぞれの演者が複数の登場人物を演じる部分に感じるところがあったようで、

この講座では敢えて戯曲上で同じ演者が演じている人物も別々の受講生に割り当てていて、

それがかえって舞台上でどのようになるのか分かりにくかったという意見も出ました。

また別の方からは、例えば、「月島」と「サカタ」という登場人物を一人の演者が演じ分ける事の意味・月島とサカタの共通項みたいなものが、

あまり感じられなかったという意見も出ました。



次回は、こういった演じ分けの部分をより楽しめるシーンを抜粋して、

戯曲の指定通りに複数役を一人ずつに固定して読んでいきます。



担当:広瀬

コメント

このブログの人気の投稿

より他者に近づく(1/9)

構造を探りながら読む

人と人とのリズム