主題に思いを巡らせる(12/19)
今回は再び『遭難、』に戻り、まずは4場までを村上さんの解説で振り返ります。
そして5場から終幕までは、ちょっとした休憩を挟みつつですが、ほぼ一気に読み切りました。
読み切ってみての感想として受講生のみなさんそれぞれ、
タイトルの「遭難」という言葉に関して様々な印象を抱いたようでした。
「里見は問題が解消してしまって(終幕後の)これから遭難していくんじゃないか」という感想や
それに対して「仁科が劇中で既に遭難しているような印象もある」というような感想も出ました。
また終盤の「私から原因取らないで」という台詞が印象に残ったという感想も出て、
人間誰しもそういう、うまくいかない理由を外に求めるような弱い部分はあるんじゃないかという話で盛り上がりました。
次週も少し趣向を変えた形で『遭難、』を深めていく予定です。
担当:広瀬
コメント
コメントを投稿