キャラクター性を楽しむ(10/24)

前回から引き続き『フローズンビーチ』を読んでいきます。

参加人数が増えて登場人物の人数と揃ったので、再び冒頭から。



読む上での台詞のテンポ感を大事にするため、過去形のト書きが多用されています。

慌てず、ト書きが後から出てきたら少し戻って確かめつつ読み進めます。



作者の得意とするナンセンスコメディの特徴として、

笑いの基本形である「フリがあってボケる」という形に対して

フリをすっ飛ばす形で急に何の脈略もないギャグが入るようになっています。

また、「市子」という登場人物のキャラクターで評価されたという、この作品。

市子を読んでいた受講生もとても楽しかったそうで、

他の方々も次回以降で市子を読みたいということで、

これから数週に渡って、配役を交代しながら続けていきます。



担当:広瀬

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