ト書きを味わう(9/19)

今回も参加者が少なめということで、鈴江俊郎さん作の2人芝居の戯曲を読むことになりました。


ト書きが長く、動作に関する描写が多いため、

少しずつ、実際の動きを試しながら読み進めていきます。



序盤の内は登場人物の関係性や置かれた状況に謎が多く、

掴みづらい部分もあったのですが、

読み進めると徐々に関係性や状況が見えてくる形になっていました。


また、特にその序盤はセリフよりト書きの分量が多く、

その分、ト書きの通りに動作を付けてみたり発話したりすることで、

ただセリフだけを読むだけでは分からないところまで深めていきます。



ひと通り読み終わったところで序盤の謎の多かった部分を改めて読んでみると、

状況が見えている分また感じ方が変わって、

登場人物たちの心情をより深く味わえているようでした。



担当:広瀬

コメント

このブログの人気の投稿

より他者に近づく(1/9)

構造を探りながら読む

人と人とのリズム