空間をイメージする(8/8)

オンラインでの受講生が新たに2名増え、作品も新しい作品を読んでいきます。

岩松了さんの作品は、現代的な会話劇です。


まずは、最初のト書きから舞台がどんな家かイメージを出し合いました。

「平屋建て」というところを取っ掛かりに特徴を実際に絵にまとめてみます。


共有したイメージを元に実際に会話を読んでいきます。

誰かがその場からいなくなったときの会話の質の変化や、

その場にいるのに喋ってない登場人物とその間よく喋っている登場人物との対比や関係性など、

場の変化を味わいながら読み進めます。

さらに、合間合間でト書きに舞台の要素が出てきたら絵に描き足していきます。


村上さんは、「これから先、他の作品に出演することになったときに、

岩松作品を通してその作品の演劇史上の文脈が分かると面白い」と言います。

来週以降も引き続きこの作品を読み進めていきます。



担当:広瀬

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