ひとり芝居の振る舞い(7/11)

天候もあってか欠席者が多く、急遽、ひとり芝居を読み込んでいきます。

戯曲の持つ台詞の力も手伝って、非常にテンポ良く登場人物を切り替えて演じられていました。
先週まで読んでいた岸田國士作品と比べテンションの高い台詞に、
受講生の方も雨天の沈鬱さを吹き飛ばすように元気になっていきます。

題材が実在の人物ということもあり、
戯曲を読むことでその人物の印象が変わる部分があったり、
読む前の人物の印象に合わせた戯曲の要請から敢えてズラしたような読み方を試行してみたりと、
終始楽しんで読んでいらっしゃいました。

村上さんとしても、受講生の方の演じ方が作品に合っていて面白いと感じたようで、
「是非、ひとり芝居として(受講生の方に)上演してみてほしいですね。」と、絶賛していました。


担当:広瀬

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