関係性を楽しむ(7/4)

先週に引き続き『葉桜』を読み込みます。
新しい形式の講座なので、一つの作品を扱うペースやオンラインと会場とのやりとりなど講座の形も、村上さんと受講生のみなさんとで少しずつ組み立てていきます。

先週と配役を変えて通しで読むことで、各々の味わい方も変わっていきます。
ト書きの動作なども、(実際には動かないながらも、)読み込みが深くなるとより前後の台詞の演技に影響していきます。

今の感覚で上演するなら、この先の展開はどうなるのか、などなど作品を拡張するような想像まで膨らませていきます。


続けて『チロルの秋』を5ページ単位で役を交代しながら読みます。
読み終わって受講生から、「違う世界に連れて行ってくれるような言葉の気持ちよさがある」という声があったように、
詩的な台詞のやり取りに登場人物2人の絶妙な関係性をどう解釈するかで話が盛り上がります。


担当:広瀬

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