「間」と「沈黙」(6/27)

冒頭は、前日までに受講生のみなさんが、YouTubeなどで、
今回取り上げた戯曲『葉桜』の上演映像を見た感想。

色々見た上でも時代性や地域性などのギャップに戸惑いがあるようです。

朗読・リーディング・芝居の違いについて質問が出たので、村上さんの認識について説明がありました。
「リーディング公演」は発祥としては戯曲を選ぶためのオーディションのようなものだったそうです。
村上さんとしては、朗読は「どんな文章が書かれているか」を伝えるものだという印象。

前回と同じく、まずは区切って役を入れ替えながら読んでいきます。
その後「間」と「沈黙」の違いについて各々の考察。


「沈黙」はそもそも最近あまり見ない、「間」は物理的な時間の「間」で「沈黙」はいろいろな感情がこもっている感じがする、など意見が飛び交います。

役を固定してもう一通り読んだあと、今の状況で演劇に触れる機会の減ってしまった受講生から「やっぱりみんなで読んでいると色んなイメージが湧いて良いですね。」という声もあがり、みなさん集まって演じる事の大切さを噛みしめている様子でした。


担当:広瀬

コメント

このブログの人気の投稿

本講座1日目

ドタバタを整理してみる

より他者に近づく(1/9)